第6章(後編): 円
2012年12月12日 18:10

天道: そんな事が・・・・・

ほへも: 和はまだ幼い子供・・ここに帰る方法もわからず・・
しかもショックで記憶も失っていました・・
そしてイリアで親切な方に拾われ・・
何年もそこで幸せに暮らしていたところ、
うちのくノ一が見つけて報告を・・

天道: あっ・・会いには行かなかったんですか?

ほへも: もちろん、会いに行きました・・母親ですもの・・

でも・・あの子の幸せそうな顔を見たら・・
shihori: みゅぅ・・・

天道: そういえばもう一人、息子さんいたって言ってましたよね?
ほへも: エルの事ですね?
天道: そうそう、エルさん・・その方はどうなったんですか?
ほへも: エルは、体の丈夫な子ですくすくと成長し、
皆のリーダーとなりました。
・・そして、
初代エルドラルの王として恥じぬ男になりましたね・・。
私も王宮に呼ばれていたんですが・・
天道との約束の場所から・・・離れたくなかったので・・

天道: なるほど・・・王様に・・・

ぇええええええ
ええええ!!!!
って事は・・・王??・・ええええ??www
フィーラ姫は僕の遠い親戚って事????
ぇえ・・・・

ほへも: 代を重ね・・エルドラルはより強大になり、
他国との戦争もあったので、


いつの日からかエルドラドは人々の心から薄れ・・
再び神話とされてしまった・・・
しかし、日々魔族の力も強くなってるのは現実です・・
その事を知っているのはもう私の周りの者しかおりません・・

天道: 私は・・ご先祖様と同じ・・・・仕事を与えられたわけか・・
ほへも: 約束・・・守ってくれたんですね・・天道・・
天道: ?
ほへも: あなたは・・代を重ねてこうやって帰ってきてくれた・・
ぅう・・
? : くせもの~~~!!!
(((c=(゚ロ゚;qホワチャー

ドカッ!!
天道: ぐふっ・・・・なっ・・なんで・・・・・・ww

shihori: ふにゃっΣ(・ω・ノ)ノ!!!
? : ほへも様をいじめるはだめじゃあああ!!!

ポカポカポカポカポカポカポカポカ!!!
天道: あだだだだだだだっってw!!
ちょっとww誤解誤解!!

ほへも: りりちゃん!だぁめっ!ww
その人は私の親戚なのっ!

りりちゃ: (。・ε・。)ムー・・そうなのきゃぁ・・こいつがぁ
ほへも: ごめんなさいね(;´∀`)
・・この子、りりちゃって言って・・・

「りりちゃ」
古の勇者達の中の一人「りをか」の遠い子孫
山賊は代を重ね、ほへもの影響でくノ一となった
身の丈小さく、幼い子供の様にも見えるが、
実はこれも変装術。
「神行法」という忍術で身軽で迅速、
火薬などを扱う忍術、錬金術にも長けており、
魔族の集団侵攻をたった一人で防いだ事実もある。
天道: こっ・・このちびっ子が!!?

ドスッ!!
天道: すっ・・すいませんでした・・ww

りりちゃ: わかればよろしい(*‘ω‘ *)
一同: あはははははははw
天道達は壮絶な歴史を聞かされ、大きく動揺した・・
しかし共に、運命的な事と強い使命感が自分達に湧いたことを確信した・・

ほへも: さて・・りりちゃ、アジトの復旧よっ!

りりちゃ: ぺいっ(‘ ∀‘ )ゝ”
天道: えっ?アジトって・・
この場所使わせてもらっていいんですか?

ほへも: もちろんです。
そのためにあなたの大祖父様が遺してくれたんですよ?
それに、城下で大きく行動していると、
平和に暮らしている民衆に不安を与える事になるでしょう。
りりちゃ: おぅい、でっかいのぉー
天道: あ・・はいww

りりちゃ: ほへも様は何があっても私が守る。
だから、チミはチミの仕事をしてれば良い
わかったきゃっっ(`□´)!
天道: (・Θ・ゞ;)ラッラジャ⌒☆

りりちゃ: よしー、じゃあリーダーと認めてやろうちょんまげっ!

ほへも: 私も年寄りですが、これからはあなたの決定に従います。

天道: あ・・ありがとうございますっ!!( ;∀;)
(ちょ・・ちょんまげ?
こうして、祖先というエルドラドを知る者を仲間にした天道達は
一時、城に帰るのであった・・・
天道: ※ フィーラさん・・実はこんな事が・・
フィーラ: ※ えっ!!・・・・大祖母様が!!ほへもさん!!??
その知矢飛は・・そのアジトに居る大祖母様と
お城の大祖父様を繋ぐ会話の道具だったって事ですか
・・・・その話で色々と繋がって来ましたね・・・フム・・
あっ・・・天道さん、くれぐれも気をつけて帰ってくださいね^ ^
天道: ※ はい!おそらく明日にはお城に着くと思います!
思わぬ事に驚きを隠せないフィーラ・・
しかし、強大な力を前にしてる現実にワクワクが止まらないのであった・・
※は知矢飛会話