第5章(後編):楽園の末裔
2012年12月01日 17:04
天道達は無事にエルドラル城にたどり着き、
フィーラの元へ・・
皆を紹介し、神秘の森での事カブ港であった事を、フィーラに報告・・・

天道: そういえばフィーラさん、
知矢飛で言っていた気になる事って何ですか?
フィーラ: あ・・そうそう^ ^!
少し解読した文章読み上げますね・・

フィーラは日本という国から迷い込んだ2人の話を
3人に丁寧に話した。
フィーラ: ・・・という話なんですが
Gilga: ん・・・? 天道って・・?

shihori: おひげさんにゃーw
天道: 僕と同じだねー・・でもこんな名前どこにでもあるよ
Gilga: 無いだろww
フィーラ: ちなみに・・天道さんのご先祖様の名前をたどったところ・・
一番最初の人が 「平八郎」 って名前だったんですよね・・
天道: そうそう、
たしかにだいぶ前のお爺さんの名前がへいは・・・(*≧∀≦)

ええっΣ(・ω・ノ)ノ!!
ぇぇぇ・・・・そんな事って・・・
Gilga: いいリアクションだなww

フィーラ: そしてこの本の著者が・・実はその日本から来た平八郎さん・・
天道さん・・
これは・・女神様が偶然に天道さんを選んだ訳ではなく
必然だったのかもしれませんね・・^ ^
天道: たしかに・・家にはエリンには似つかわしくない物が・・

ああっ!!
ほへも姫・・・その文字見たことある・・
うはぁ・・・・
ってか、家にこの本にある文字がいたる所に・・・・・
Gilga
shihori
フィーラ: BINGO!(にゃ!)(ですね^ ^)
Gilga: って事は、道ちゃんの遠い爺ちゃんがエルドラドを見つけたって事?

フィーラ: それがさっきの話、まだ続きがあるんです・・
鳥居をくぐった後、
お姫様はどうやらウルラへ飛ばされ、
しかしです・・、
天道さんの遠いお爺さんはイリア大陸へ・・・
お姫様の安否が心配で・・・・・・

あてもなく・・・

天道
平八郎: 姫様・・どこじゃ・・・何処に行ってしもうた・・

ひめ・・・さま・・・
バタッ・・
天道は、ほへもを捜し広大な大地を歩き続け・・
ついに倒れてしまいました・・・
ひめさま・・・
ひめさま・・・
ひめさま・・・・・
ひめさま・・・・

天道: ・・ひめ・・・・・・ぅ・・・うーん・・
? : ようやくお気づきぞなもし?
!!?

天道: こっ!!ここは何処じゃ!!
ひっ・・姫様は!!?
?: まぁまあ、落ち着きなさい
3日間も寝てたんぞなもし

天道: ゆ・・・夢じゃなかったのか・・
拙者は・・・拙者は・・・姫様を・・ぅぅ・・・・・
?: そなたの言ってることはよくわからんが・・
命あっての物種ぞなもし

天道: ・・・・・・じーーーーーー
? : なんぞなもし?


天道: うへぁっ!!!!!
よっ・・妖怪じゃっ!!!!!!
? : ぞなもっ Σ
助けてやったのに失礼な男ぞなもしっ!

天道: ・・そなたが・・・・・
そっ・・そうか・・すまない。
ぜ・・是非名前をお聞かせ願いたい・・

そのインプの名は、 「クラウン」 といった
そして、ここがエリンという世界でイリアという場所
天道が荒野の真ん中で倒れていた事、
自分がインプという種族である事を教えた。
天道も元の世界、日本という国、
今まであった事をクラウンに伝えた・・

クラウン: ん!・・おぬし今なんと言ったぞなもし?
天道: へ・・へるどらど?
クラウン: ・・・・もしやそれはエルドラドの事では・・ぞなもし
天道: 知っておるのかっ!!?
そこに姫様がおるやもしれん・・・!

クラウン: もちろん知ってるぞなもし!
しかし・・知らないぞなもしっ!
天道: どっ・・どういう事じゃ・・・!?
クラウン: エルドラドは・・理想郷の総称ぞなもし
一般的には神話とされてるぞなもし

天道: そっ・・そうでござるか・・・。

クラウン: しかし・・その不思議な話からすると・・
エルドラドからそなた達は呼ばれたのかもぞなもし・・
諦めないほうがいいかもぞなもしよ
天道: まことか!!?
クラウン: 仮説上では本当じゃぞなもし
しかしアテがないのぉ・・
まずは・・そこからじゃな・・・ぞなもし
よしっ、この翁がお供しようぞなもし

天道: そっ、、それは心強い!!
・・・・・グゥゥゥゥ~~~~

がっはっはー!腹も返事しとるわー!www
クラウン: 旅の始まりは腹ごしらえからぞなもしな・・・ケケケ
ほへも: 元来た道がなくなってるわ・・・
どういう事なのかしら・・
ほへもは、エリンのウルラ大陸に飛ばされたようです・・

フィーラ: その後ほへも姫は・・・
・・・・で、ページが切れてるんですよね・・
3人: ええ・・・w

フィーラ: 飛んだページでは、
いつの間にかほへも姫も合流したみたいで・・
またページが切れてて・・・
大勢の仲間とエルドラドにたどり着いたページがあって・・・
ここでまたまた切れてて・・解読が難しく
ウルラでアジトを作り再起を図る・・と
・・・・・・・・そこでこの本は終わってます・・

天道: え・・?またエリンに戻ったって事ですか?
フィーラ: そういう事になりますよね・・・
Gilga: ・・・・・・再起??
って事はリベンジだよな・・
フィーラ: ですよね・・
でも手掛かりがないわけではありませんよ^ ^
そのアジトの場所がここに・・簡単ですが記されてるんです
3人: おお!!!w
かなりこの時代とは変わっていますが・・
今のダンバートンの北東・・だとおもいます

天道: ああ・・あの迷いの森があるらへんかな・・
Gilga: あの何度入っても・・入り口に戻される迷いの森か・・
エリンの他では見ない魔物が出るという噂も・・
フィーラ: 他では見ない魔物・・どうやらBINGOっぽいですね^ ^

天道: よし、当たってみるか!
相談の結果、全員で行くのもあれだと、
天道は 「森といえば」 という事で ・・

shihori を連れて行くことに・・
Gilgaは 「そういえば少しあてがある」 とベルファストへ
フィーラは解読不能に近いページをもう一度調べる事に・・
・・・・ダンバートンから北東に数十キロ行くとその森はあった・・

天道: あいかわらず・・気味の悪いところだな・・
にゃんこ離れちゃだめだよ?

shihori: にゃーw
森の中をしばらく進み・・・・・

天道: あれ・・さっきこの場所見たな・・・・・
って・・Σ(・ω・ノ)ノええ!!入り口じゃん!
shihori: ほぇーw
はっぱーさんとっきぃさんが~うーごいてるにゃっ♪
天道: ど・・どういう仕掛けだ・・

shihori: にゃw・・ふむふむ・・にゃう~・・・・・・にゃにゃにゃ~
わかったにゃ!こっちにゃーw
にゃにゃにゃにゃにゃにゃ・・・・

天道: ちょw・・にゃんこそっちはさっき来た道だってー
・・・ だっ・・誰と話してたんだろ・・
まっ・・まってー!ww
shihori: おひげさーん、ついてくるにゃーw
にゃにゃ・・ふむふむ・・
にゃぁ~w
にゃーw
にゃうにゃうー♪
うわー!大蛇!ww
大丈夫にゃーw あの子なんもしないにゃーw
実は・・・この森は結界が張ってあり、外部からの侵入を防いでいること・・
shihoriは森の木と会話をし、道順を教えてもらっていました・・

天道は、shihoriを信じて言われるまま森の中を進みました・・
にゃにゃにゃっ♪
にゃーw
にゃうw
すると見えてきたのは・・・

天道
shihori: わぁ・・・・・・
雪の降らない地方での広大な雪原・・・
その雪原で何故か無数の桜が咲き誇っていました・・

天道: こっ・・これは見事・・
shihori: きれいにゃあ・・・・w

その桜の咲き誇る雪原の中に・・大きな大きな威厳あるお屋敷・・
ガサッ
その敷居をまたごうとすると、後ろで何かを落とす音が・・
? : て・・天道??

振り返るとそこには・・
黒髪のなんとも美しい女性が立っていました

天道: いっ・・いかにも私は天道ですが・・
何処かでお会いしましたか・・?
ほへも: 私よ?ほへもよ?
・・・何年も何百年も帰りを待っていたのよ?

天道
shihori: ほっ・・ほへもって!!
ほへも: 私・・・夢でも見ているのかしら
天道: こっ・・こっちのセリフですwww

天道は、ほへもにここにきた経緯を話しました・・

ほへも: そうでしたか・・・
あなたは私と天道の血を引き継ぐ者・・・・・
天道: おそらくそうなんです・・・平八郎さんと、あなたの・・

え!??
いっ・・・・今なんと?w
ほへも: ですから、あなたは私と天道のずっと先の孫と・・

天道、
shihori:(にゃん)なんですとーーー!!
Σ(・ω・ノ)ノ!!Σ(‘ε ’;)!!

ほへも: それではお話しましょう・・
古のお姫様ほへもは生きていた・・
そして、天道の先祖という・・
ほへもの口から真実が語られようとしていた・・・